2010年11月22日月曜日

ハーバード白熱教室

マイケル・サンデルさんの東京大学での講義がNHKでやってるのを見ました。
以前も海外バージョンで放送されているのを見た覚えがありましたが、今回の講義は、日本を取り巻く具体的問題を取り上げているため、非常に面白い。

「正義」を以下の3つの考えを元に議論を進めていた。
  • イギリス功利主義哲学者ベンサムの「最大多数の最大幸福」
  • ドイツ哲学者カントの「人間の尊厳に価値をおく」
  • 古代ギリシャ哲学者アリストテレスの「美徳と共通善をたたえ育むこと」
3人の船員と1人の給仕「リチャード・パーカー」が救命ボートに乗り、気分が悪くなった若い給仕を殺して、その肉を食べて生き延びたという事例から、議論を行い、道徳観を浮かび上がらせている。
そして原爆と謝罪。コミュニティに対する考え。非常に楽しくテレビを見れたわけです。

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